自分だけのMTGトークンカードを作る
マジック:ザ・ギャザリング(MTG)ファンの皆さんに新しいプロジェクトを紹介できることをとても嬉しく思います。私は6種類のカスタムトークンカードをデザインしました。それぞれ英語版と日本語版があり、すべてのご注文に特別なボーナスとして同封します。これらのトークンは「深海」をテーマにしており、統一感のある独自のアートワークが特徴です。
こちらがカードのプレビューです

トークンはMTGのゲームプレイにおいて楽しく実用的な存在です、ショップを応援してくださるプレイヤーの皆さんに何か特別なものをお届けしたくて、この限定トークンを作りました、ゲームで使ったり、コレクションとして楽しんだりできます、さらに、すべてのカードには私のホームページへ直接アクセスできるQRコードも付いていますので、最新情報や今後のリリースも簡単にチェックできます。
6種類すべてのトークンは英語と日本語で用意しており、より多くのプレイヤーに楽しんでいただけます、「深海」というテーマを選んだのは、そこに住む神秘的で魔法のような魚たちの存在が大好きだからです、これは私のブランド「Koi Fish Cards」とも繋がっています[#]。公式MTGトークンにできるだけ近づけることを目指しつつ、私自身が好きなボーダーレスカードのスタイルを取り入れることが主な目標でした。
印刷の準備をしよう
トレーディングカードを印刷する準備ができたら、まずはインターネットで印刷サービスを探してみましょう。多くの印刷会社がテンプレートを用意していますが、会社によって少しずつ違いがあります。たいていの場合、Adobe Illustrator用に作られていますが、私はAffinity Designerを使っていますし、GIMPなど他のソフトでも使えます。

大事なポイントは、デザインを入稿する前にすべてのテキストを「カーブ」や「アウトライン」に変換しておくことです。こうすることで、どんなソフトで開いてもフォントが崩れません。また、テンプレートに含まれているガイドもよく確認しましょう。下の例では、3つの色のガイドラインがあります。
- 緑の枠:セーフエリアです。大事なアートやテキストは必ずこの中に収めてください。そうすれば、万が一カットがずれても切れてしまうことがありません。
- ピンクの枠:カットラインです。ここでカードが裁断されます。
- 青の枠:塗り足し(ブリード)エリアです。背景のアートワークは必ずこの枠まで広げておきましょう。ピンクの枠より外側はカットされるかもしれませんが、塗り足しを付けておけば、裁断が多少ずれても白いフチが出ません。
私のトークンデザインでも、ガイドラインを表示させています。

大事なテキストはすべて緑の枠の中に収めているので、裁断が多少ずれてもちゃんと読めます。アートワーク自体は青い枠までしっかり広げているので、どこで切れても見栄えが良くなります。
なぜガイドが大事なのか?それは、トレーディングカードの製造では、カットが完全に中央になるとは限らないからです。有名なカードゲームであるマジック:ザ・ギャザリング(MTG)でも、センタリングがずれているカードはよく見かけます。そのため、カードのグレーディング(評価)では「センタリング」も重要なポイントになります。もっと大きなミスプリントも稀にありますが、そういったカードはコレクターに人気が出ることもあります。
カード印刷はどこで頼む?
デザインが完成したので、今、日本国内でトークンカードを安く印刷してくれる会社を探しています。何千枚も注文しなくてもよくて、最初の印刷は1,000枚くらいを考えています。もしあなたもカスタムカードを作る場合は、小ロットで注文できて、少量でも価格が良心的な会社を探すと良いでしょう。高品質なトレーディングカードを印刷できる会社がおすすめです。目標は、公式のMTGトークンと同じような手触りや耐久性、そして鮮明な画像としっかりした紙質を再現することです。
今後、トークンカードを紹介する追加のブログ記事も作成する予定です、ぜひお気に入りのカードを教えてください。